常願寺川
常願寺川

常願寺川   「氾濫にならないよう常にお願いした」という意味合いから常願寺川と名づけたといわれるほどの暴れ川。
標高2400m付近からわずか56Kmの距離で流れる川は世界での例がなく、今から約100年前、治水対策に招いた政府の顧問であったオランダ人技師デレーケは、常願寺川を見て「これは川ではない。滝である」と驚いたそうです。
また、水源地である立山カルデラの崩壊がはげしく、幾度も洪水にみまわれました。このため、大正15年からは国直営で砂防事業が行われ、数々の砂防技術が導入され砂防関係のみならず河川関係にも大きな影響を与えました。
今の常願寺川は、富山平野の最も高い所を流れる天井川で、標高は扇頂部で185m、中流部の大日橋付近で50m、富山市街で8mあります。立山カルデラ内には今も2億立方mの土砂が残っており、もし洪水になればひとたまりもありません。