立山歳時記 東大森獅子舞

更新日:2021年06月01日

地域の絆を深める獅子舞

室内で青い色の獅子が舞の練習をしている様子の写真

練習

赤い色の衣装を着てカラフルな色の笠を被った人たちが踊っている写真

踊り(とびこ)

水色の衣装を着た人が傘を持ち、獅子の背中に乗って獅子退治をしている様子の写真

獅子(なか)

  • 所在地:立山町東大森
  • 開催場所:八幡宮、地区の目ぬきの場所 ほか
  • 開催日:10月20日前後の土曜日、日曜日

集落の中心にある八幡宮の秋の祭礼で行われる獅子舞です。

およそひと月前から、集落の公民館で練習が行われます。

祭礼当日、神事ののち、獅子討ちや獅子が境内に練り入る「さんぱい」に続いて、獅子舞や稚児の踊りが奉納されます。最後は獅子討ち一人が獅子の後部に乗って退治する「なか」で締めくくります。

八幡宮での奉納を終えると、集落の目ぬきや祝い事のあった家などを巡り、獅子舞が披露されます。

東大森の獅子舞は、1919(大正8)年に集落の有志によって発足しました。交友会とよばれる18歳から40歳までの男性たちが獅子舞を練習し、毎年秋の祭礼で五穀豊穣を祝って、村の全世帯を回っていたものです。

2002年から休止されていましたが、90年の伝統を守りたいとの思いから2011年に保存会を設立し、継承に取組んでいます。子どもから大人まで幅広い世代が交流し、地域の絆を深めています。

映像

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