町長コラム

消防団の役割と除雪  2021年1月14日掲載

WEB町長室に「町長への手紙」があります。こちらに、13日20時49分に、立山一郎様(連絡先記入なし)から、ご提言をいただきました。11日に消防出初め式を実施したことに対する憤りと、消防団に県道(立山水橋線)に関して、「手作業ででも除雪させればいいと思いますが」と終わりに書いてありました。

 返信できないので、以下の通り回答します。

 私は出初め式を開催したことを後悔していません。装備と人員が揃う出初め式の場だからこそ、高齢者宅前の除雪を直接依頼できると考えたからです。
式典の最中、役場庁舎内では、役場の健康福祉課職員が、各地区の民生委員さんから、大雪のため家から出られなくなっている高齢者宅の情報を電話で収集していました。役場職員はこれを地図に落とし、出初め式終了後、該当地区の分団長に渡しました。これに加え、地域事情に詳しい消防団(※)だからこそわかる、高齢者(要援護者)宅の安否確認と救援もお願いしました。当日は、新型コロナウイルス感染症の対策上、初めから酒席も用意していませんし(会食なし)、各地区でもそうされたはずです。

 県道の除雪を請け負っている建設業者さんは、町道の除雪も受託されています。そのため、基幹道路に指定されている県道を優先して除雪に取り組んでおられます。それでも、除雪が行き届きませんでした。それは、近年の公共事業の減少により、建設業者と従業員が減り、1社が受け持つ道路除雪延長が伸びたためです。雪の量が多いと、除雪車のスピードも落ち、追い付かないのです。このように町民にご不便をおかけすることになってしまいます。力不足です。お詫び申し上げます。
また、平野部ではほとんど3年ぶりの出動となった業者、オペレーターもおられます。当然、除雪の技術についても、山間部で慣れている業者さんに比べれば差がつくと思います。
これを解決する方法として、融雪装置の整備としたいところですが、近所の井戸水が枯れてしまうので、地域の同意を得ることは難しくなっています。事実、今、県は地下水の節水を呼びかけています。

※消防団の役割   引用:東京消防庁のHPから
平常時 
 火災から住民を守るための火災予防や広報活動
 地域の防災行動力を高めるための初期消火や応急救護などの指導
 地域の祭りなどの警戒
災害時
 消防署と連携した消火活動
 住民の救助、救護活動や避難誘導
 逃げ遅れ等の情報収集
 現場での広報及び鎮火後の警戒活動