新子育て支援センターにおける遊具について(令和6年5月受付 町長への手紙）
1．手紙の内容
新しい子育て支援センターや児童館、遊具など、とても魅力的で、大変楽しみにしております。ただ、小学生が気軽にバドミントン、卓球、ボールでのスポーツができる場所がぜひ設けられたらと希望しております。
といいますのは、上市町にはこどもの城において、バスケットボール、卓球、バドミントンなどを楽しむことができ、滑川市の児童館においても、卓球、バドミントン、トランポリンがあり、小学生の中学年以上も、室内で体を動かせる環境が整っております。一方、立山町においても、体育センターなどの施設があるのですが、そちらでは事前に予約する必要があり、また通常使用される団体の予約が入っており、家族や友人で気軽に立ち寄って体を動かしたいと思う際には、なかなか利用が難しい状況かと思います。現在、唯一、児童館のにじいろにおいては、卓球台やトランポリンがありまして、小学生までにおいては手軽に利用できる場となっております（ただ、中学生は使用することができません）。新しい児童館が完成した際には、にじいろが閉鎖となるのであれば、卓球やトランポリンなどが使えなくなるのではないかと不安に思っております。
さまざまなご意見や状況を考え合わせた上で、現在の計画を立てて進めておられることと思いますが、もし可能であれば、少なくとも、現在、児童館にじいろに設置してある卓球台やバドミントンなどの備品を、新しい施設においても活用できるように、ご検討いただけませんでしょうか。
2．手紙への回答
新児童館における遊具等の備品についてご意見いただき、誠にありがとうございます。
役場庁舎西側で現在建設中の新児童館は、防災センターと一体となった複合施設であることはご存じかと思います。この防災センターは、文字どおり、有事の際に避難所など防災の拠点となる施設ですが、一方で、平常時には児童館機能をはじめとする多目的な用途に活用できることも特徴としております。
特に多目的ホールでは、稼働席を収納した状態で390平方メートルの広さがあり、ご要望の卓球台やバドミントンをはじめ、ドッジボールやミニトランポリン、そして過去にみらいぶでのイベントに使用したようなエアー遊具など、多数の備品を配置する予定です。また、新児童館側に69平方メートルの遊戯室を設けますが、こちらは年齢差による安全対策として未就学児を中心とした利用を想定しており、小さな子どもに優しい木製の遊具備品などを配置する予定です。他にも、多目的ホールの周りは一周100mのウォーキングコース、2階には広大なネット遊具を整備することで、雨や雪の日でも、幅広い年齢層の子どもやその家族などが楽しく体を動かすことができる施設となります。
施設は11月の完成、そして町民のみなさまにご利用いただけるのは12月以降を予定しております。来年春に利用開始予定である屋外ひろばの大型遊具と併せ、楽しみにお待ちいただければ幸いです。
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更新日：2024年06月07日