立山黒部アルペンルート

更新日:2023年03月14日

立山黒部アルペンルートの乗り物に関するお問合せについて

立山黒部アルペンルートの乗り物(ケーブルカーや高原バス等)に関するお問合せは、直接、立山黒部貫光株式会社へお願いいたします。

立山黒部貫光株式会社 営業推進部
076-432-2819

立山黒部アルペンルートホームページ(よくある質問)
https://www.alpen-route.com/information/faq.html

マイカーでの通行について

室堂や黒部ダム方面に行かれる方は、立山駅から立山黒部アルペンルートをご利用ください。(立山駅から先はマイカーでの通行はできません。)
また、称名滝方面に行かれる方は、称名平駐車場まで車で行くことが可能です。

立山有料道路を含む「桂台~室堂」の区間は、立山の自然環境保全のため、また、立山を訪れた皆さまが
交通渋滞のない快適な時間を過ごしていただけますように、マイカーでの通行はできません。

 

立山駅前駐車場について

立山駅前にあります県営千寿ケ原駐車場に、令和5年度より観光客の方々が快適に安心して利用できる駐車場を目的として、駐車スペースの拡張と身障者専用駐車エリア及びバイクなどの二輪車専用駐車エリアが新設されました。

また、駐車場内での枠外駐車などの迷惑行為を防止するため、出入庫ゲートによる駐車台数の管理が行われることとなりました。

(出入庫の際に駐車チケットが発行されますが、駐車場利用料はこれまでどおり無料となっています)

ゲート稼働期間:4月1日~11月30日(混雑状況により変わる場合があります)

 

詳しい情報は、下記リンクをご覧ください。

http://www.pref.toyama.jp/1709/shizenkouen/senjugahara/gatekanri.html(富山県生活環境文化部自然保護課)

▼立山駅駐車案内図

立山駅駐車場

▼有料道路について(富山県道路公社公式サイト)

雪の大谷

雪でできた壁を見上げたり、散策している観光客の方々と1台のバスが通っている写真

標高2,450mの立山室堂平は、世界でも有数の豪雪地帯です。中でも室堂付近にある「大谷」は吹きだまりになっているため特に積雪が多く、その深さは20mを超えることもあります。この「大谷」を通る道路を除雪してできる、高さ20mにも迫る巨大な雪の壁が「雪の大谷」です。アルペンルートの全線開通直後の4月15日から6月下旬までは、雪の大谷ウォークとしてダイナミックな雪の壁の間を歩くことができます。

室堂平

山のきれいな景色が見える道路を1台のバスが通っており、後方の山々に雪が降り積もっている写真

室堂平は標高2,450メートルに位置します。目の前には有名な剱岳、立山三山をはじめ、3,000メートル級の雄大な山々が迫ります。日本アルプスで最も深い高山湖である「みくりが池」や、火山活動を目の当たりにすることができる「地獄谷」を見ることが出来ます。自然の素晴らしさを大迫力で感じることができます。

みくりが池

湖の氷が解け、後方の山々に降り積もった雪が太陽の光に照らされている写真

みくりが池は室堂バスターミナルから歩いて約10分のところにあり、周囲約630メートル、水深約15メートルの火山湖です。
青く澄んだ湖面には、3,000メートル級の山々が映し出され、思い出の写真を撮ることができる絶好のロケーションです。近くには「みどりが池」・「血の池」などもあります。

地獄谷

岩谷に水蒸気が吹き上がっている写真

地獄谷は、天狗平(てんぐだいら)から1時間40分ほど、室堂バスターミナルから35分ほどの標高2,300メートルの場所にあり、灰白色の山肌、吹き上げる水蒸気、ブツブツと泡立つ様は、まさに名前のとおり地獄のような景観です。
平安時代の中頃から修験者たちが立山に入るようになり、立山には地獄があると全国に知られるようになりました。
地獄谷には鍛冶屋、紺屋、団子屋、百姓などと名付けられた地獄があります。地獄谷歩道の周辺は噴気活動が活発化しており、火山ガス中毒の事故発生リスクが高まっているため、当面の間、通行止めになっています。

剱岳

断崖に雪が薄っすらと残っている立山連峰の写真

剱岳は標高2,999メートル、立山連峰の中でも剱(つるぎ)という名のとおり最もけわしい山です。八ツ峰(やつみね)など垂直にそびえる断崖は、ロッククライミングに絶好の場所となっています。
日本三大雪渓の一つである剱沢雪渓や平蔵谷(へいぞうだに)・長次郎谷(ちょうじろうだに)・三ノ窓(さんのまど)などの雪渓は、一年中とけることがありません。
秋の仙人池(せんにんいけ)に映える剱岳は絶景で、多くのカメラマンで賑わいます。

立山頂上(雄山)

立山の主峰雄山の岩頭に雄山神社峰本社がある写真

立山とは、雄山(おやま)・大汝山(おおなんじやま)・富士の折立(ふじのおりたて)の山並みを総した名称です。最高峰の大汝山は3,015メートルあり、主峰の雄山頂上には「雄山神社峰本社」があります。
ここからの眺望は、さえぎるものが全くなく、山頂に立つ喜びを感じさせてくれます。各宿舎から早朝に登頂し、雲海から昇る御来光を見ると身の引き締る思いがします。

立山ロープウェイ

空中に伝わせたロープにゴンドラをぶら下げた立山ロープウェイの写真

立山ロープウェイは、大観峰(だいかんぼう)と黒部平を7分で結ぶ、全長1,710メートル、標高差500メートルのロープウェイです。黒部湖や後立山連峰をダイナミックに眺めることができる、まさに「動く展望台」です。
このロープウェイは日本最長のワンスパンロープウェイとしても有名です。

黒部ダム

遠くに緑の山々が見え、その前には大きなダムがある写真

黒部ダムは、高さ186メートル、長さ492メートル、日本最大のアーチ式ダムです。1963年に完成しました。
毎秒10トン以上の水を吹き出す黒部ダムの観光放水は、迫力満点です。2003年6月に完成した新展望広場から、ぜひご覧ください。

弥陀ヶ原(みだがはら)高原

赤や黄や緑の色鮮やかな紅葉の写真

弥陀ヶ原では、9月下旬ごろからナナカマド、ダケカンバ等の木々が色づき、夏までのおもむきを一変させます。
約8平方キロメートルの大高原に赤黄緑色のじゅうたんを敷き詰めたような景観を見ることができます。

立山カルデラ展望台

立山カルデラ展望台に続く石の階段を下りている2人の写真

弥陀ヶ原バス停から約15分、弥陀ヶ原の南側に広がる立山カルデラを一望できる展望台です。荒々しい火口壁のはるか下に広がるカルデラ内に、蒸気を吹き上げる泉源の新湯(しんゆ)、緑の水面が美しい刈込池(かりこみいけ)、砂防ダム群などを見ることができます。

美女平(びじょだいら)

文字が彫ってある丸太が立てられ、周りは木々で囲まれている写真

美女平から大観台(だいかんだい)までの300ヘクタールには、幹廻り6メートル以上の巨木が147本もあり、8メートル~9メートルのものもあります。
タテヤマスギは主に富山県の東部の高地に自生する天然性スギの総称で、この一帯は国内でも数少ない天然性スギ巨木の集団的生育地です。美女平周辺の遊歩道や、歩くアルペンルートで、巨木が繁る大自然の息吹を感じてください。

称名滝(しょうみょうだき)

岩場を水しぶきを上げながら二股に別れている水が一つになって流れ落ちる滝の写真

称名滝は、立山連峰を源流とする落差日本一(350メートル)の大瀑布です。4段に折れながら流れ落ちる滝は迫力満点で、雪解け水が多く流れ込む春には、隣にハンノキ滝(落差500メートル)も現れます。夏には滝しぶきによる清涼感と豊富なマイナスイオンを全身で感じることができます。また秋には見事な紅葉をお楽しみください。

  • 国立公園内につき、ペットを連れての入山は環境保全及びや野生動植物保護の観点からご遠慮ください。
  • 山はみんなのものです。ゴミは持ち帰り、きれいな山を保ちましょう。
  • 高山植物や湿原を保護するため、歩道以外は立ち入らないようにしましょう。
  • 禁煙にご協力ください。

悪城の壁(あくしろのかべ)

岩壁に緑の草木が生えている写真

悪城の壁は、高さ500メートル、長さ約2キロメートルにわたって連なる溶岩でできた大きな壁です。称名滝が10万年もの間その溶岩大地を侵食してできたもので、険悪で近寄りがたい形から「悪城の壁」という名前がつけられました。

立山カルデラ砂防博物館

入り口に屋根の付いた通路がある博物館外観写真

立山カルデラは日本でも有数の大規模崩壊地で、大量の崩壊土砂が残留し、常願寺川(じょうがんじがわ)流域に度重なる土砂災害をもたらしてきたため、富山平野を守るために一世紀近くにわたって日本でも屈指の砂防事業が続けられています。
博物館では、「立山カルデラの自然と歴史」および「砂防」の二つのテーマを「知られざるもうひとつの立山」と位置づけ、立山における人と自然の関わりを広く紹介しています。

立山カルデラ砂防博物館
立山町芦峅寺字ブナ坂68
電話 076-481-1160

立山博物館

特徴的なガラス窓のある立山博物館の外観写真

立山博物館は、立山信仰の世界とその舞台となった立山の自然をテーマとしています。
博物館は展示館と遥望館(ようぼうかん)、まんだら遊苑(ゆうえん)を中心に構成され、教算坊(きょうさんぼう)(宿坊)・閻魔堂(えんまどう)・布橋(ぬのばし)といった当時の建物を巡ることで、立山信仰に触れることができます。

立山博物館
立山町芦峅寺93-1
電話 076-481-1216

芦峅雄山神社(あしくらおやまじんじゃ)

神社へ通じる鳥居の両側が木々に覆われ、鳥居の真ん中から真っすぐ石畳の道が続いている写真

正式には芦峅寺中宮祈願殿(あしくらじちゅうぐうきがんでん)といいます。境内の広さは5,600坪余りもあり、社殿を囲む立山杉の樹林は全国でも有数のものです。直径2メートル以上が120本を数え、その樹林は400~500年であろうと推定され、富山県の指定天然記念物となっています。
境内の中でも最も大きな社殿となっている祈願殿は、儀式殿を兼ねた学問所で、もとは「講堂」と呼ばれていました。

雄山神社
立山町芦峅寺2
電話 076-482-1059

この記事に関するお問い合わせ先

商工観光課 観光交流係

郵便番号:930-0292
富山県中新川郡立山町前沢2440番地 庁舎2階
電話:076-462-9971

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