充実した学習環境の紹介
立山町の小学校と中学校の充実した学習環境についてご紹介します。

電子黒板の活用
立山中央小学校 全景
立山小学校 外観

雄山中学校 外観
雄山中学校 放課後学習教室
1.学校施設について(ハード面)
立山町の小学校と中学校は、平成25年度にエアコン(冷房)とトイレの洋式化が完備されるなど、富山県内でトップクラスの教育環境を誇っています。
(注意)学校施設の耐震化については、平成25年10月に立山北部小学校の新校舎が完成したことで、耐震化率100%となりました。
- 小学校と中学校の教室にエアコン(冷房)を完備(平成26年度より稼働)
小学校と中学校の普通教室、特別教室(理科室、家庭科室、図書室など)及びランチルーム(ランチムールのない学校を除く)にエアコン(冷房)が整備されています。
冷房機器の設置により、最高気温が30度を超える日でも、児童・生徒の体調管理を図ることができ、学習に集中できる環境となっています。
なお、冬季の暖房器具については、FF式暖房機や蓄熱暖房機により暖をとっています。 - 電子黒板を活用した授業(平成29年度に整備完了)
小学校と中学校の全ての普通教室と特別支援教室に大型画面の電子黒板が整備されています。
電子黒板を活用することで、児童・生徒や先生からは「図やグラフが動くので、授業が分かりやすい」、「表示した資料にペンで書き込むことができ、ポイントが示しやすくなった」といった声が挙がっています。 - トイレの洋式化(平成25年度に整備完了)
全ての小学校と中学校のトイレに洋式便器が設置してあります。
平成17年以前に建てられた学校では、和式便器しか設置されていませんでしたが、近年は自宅等で洋式便器しか経験したことがない児童・生徒が増えてきたことから、トイレの洋式化を図りました。 - 水はけの良いグラウンド(平成26年度に整備完了)
全ての小学校と中学校のグラウンドについて、年次計画を立て改修工事を行いました。
新しくなったグラウンドは、雨水排水設備の改修を行い、水はけが格段に良くなりました。
(注意)立山中央小学校と雄山中学校は町中心部に立地しており、砂塵による近隣住民への影響を防止するため、前者は人工芝、後者は一部天然芝のグラウンドとなっています。 - 再生可能エネルギー(太陽光発電)の導入(平成25年度に整備完了)
全ての小学校と中学校において太陽光パネルを設置し、学校で使用する電気の一部を再生可能エネルギーでまかなっています。また、停電時には、非常用コンセントの電力をまかないます。
児童・生徒の間近に太陽光パネルを設置するとこで、日頃から再生可能エネルギーについて関心を持ち、子どもたちが地球環境について考えるきっかけづくりにもなっています。
2.学習面について(ソフト面)
立山町では、県内トップクラスの基礎学力を目指すため、以下のような取り組みを行っています。
- スクールケアサポーターの配置(平成21年度から実施)
立山町では、児童・生徒の基礎学力の向上を目指し、授業中、個別指導や担任教諭の補助を行う町独自の「スクールケア・サポーター」を配置して、基礎学力や望ましい学習態度の定着を図っています。 - 放課後学習教室の開設(中学生)(平成22年度から実施)
雄山中学校では、放課後と夏休み期間中に生徒の自主的な学習を大学生(学習支援サポーター)がサポートする「放課後学習教室」を開設しています。
当教室は、自主学習であるため、全教科を対象教科として、学習支援サポーターが生徒からの質問や学習方法等の相談に個別に応じる形式となっています。 - 夏休みを短縮して授業時間を確保(平成26年度から実施)
立山町の小学校と中学校では、授業時間の確保と学力向上のため、これまでより5日間夏休みを短縮しています(富山県内で最も早い)。
(注意)土曜授業については検討していません。 - 立山通学合宿の実施(平成24年度から実施)
立山通学合宿は、立山町と国立立山青少年自然の家(立山町芦峅寺地内)が連携して実施しています。
立山町の小学4~6年生を対象に、立山青少年自然の家から各小学校に通う合宿で、自習時間のほか、立山の自然や歴史等を学ぶ時間も設けられ、地域について理解を深められます。合宿中は、洗濯等の身の回りのことは自分で行います。
平成26年度からは募集人数を拡大し実施しています(60名×2回)。
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教育課 教育政策係
郵便番号:930-0292
富山県中新川郡立山町前沢2440番地 庁舎3階
電話:076-462-9981
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更新日:2021年06月01日