乳児ボツリヌス症予防のため、1歳未満の乳児に、はちみつを与えないでください
乳児の保護者のみなさまへ
乳児ボツリヌス症予防のため、1歳未満の乳児に、はちみつを与えないでください
乳児ボツリヌス症は、1歳未満の乳児に特有の疾患で、経口的に摂取されたボツリヌス菌の芽胞(注釈)が腸管内で発芽・増殖し、その際に産生される毒素によって発症します。 乳児ボツリヌス症予防のため、1歳未満の乳児に、はちみつやはちみつ入りの飲料・お菓子を与えるのは避けてください。
日頃から、赤ちゃんが口にするものに気をつけてあげましょう。
(注釈)芽胞
ボツリヌス症などの特定の菌は、増殖に適さない環境下において、芽胞を形成します。芽胞は、加熱や乾燥に対し、高い抵抗性を持ちます。芽胞を死滅させるには、120℃4分以上またはこれと同等の加熱殺菌が必要です。 100℃程度では、長い間加熱しても殺菌できません。
参考: 2019年3月 厚生労働省子ども家庭局母子保健課
「授乳・離乳の支援ガイド」
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更新日:2024年04月01日