第6期立山町高齢者保健福祉計画
本町においては、平成30年3月に策定した「第4期立山町高齢者保健福祉計画(平成30年度~令和2年度)に基づき、「住み慣れた地域で自分らしく安心して暮らせる社会づくり ~地域包括ケアシステムの深化・推進~」を基本理念として様々な高齢者福祉施策を展開してきました。介護予防の推進や各種サービスの提供に取り組むとともに、特に「自助・共助から始まる地域福祉の推進」に関連する取り組みを強化して地域包括ケアシステムの構築を図ってきました。
国においては、制度・分野の枠や、「支える側」「支えられる側」という従来の関係を超えて、人と人、人と社会がつながり、一人ひとりが生きがいや役割を持ち、助け合いながら暮らしていくことのできる「地域共生社会」の実現が求められています。
本町においてもこのような「地域共生社会」の形成に向け、中新川広域行政事務組合で策定する「第8期介護保険事業計画」と連携しながら計画を推進していく必要があり、これまでの取り組み状況や令和2年6月に同組合で実施したアンケート調査等により把握した高齢者等のニーズ、国全体で目指す「地域共生社会」の考え方等を踏まえ、「第6期立山町高齢者保健福祉計画(令和6年度~令和8年度)」(以下、「本計画」という)を策定します。
1.計画期間
令和6年度から令和8年度までの3年間
2.計画の位置づけ
本計画は、老人福祉法第20条の8を根拠に作成するものであり、高齢者福祉事業に関する総合的な計画です。
さらに、本計画の一部は、「成年後見制度の利用の促進に関する法律」第14条第1項の規定に定める「市町村成年後見制度利用促進計画」として位置付けます。
また、本計画は、立山町総合計画及び立山町地域福祉計画を上位計画とし、富山県高齢者保健福祉計画・介護保険事業支援計画及び、立山町・上市町・舟橋村で構成する中新川広域行政事務組合において策定される介護保険法第117条に定める介護保険事業計画とも整合性を図って策定します。
3.基本理念
住み慣れた地域で自分らしく安心して暮らせる社会づくり
~みんなの支え合いでつくる地域共生社会の実現~
4.施策の目標
施策目標1 一人ひとりにあった健康・生きがいづくり
(施策の方向性)
- 生涯を通じた健康づくりの推進
- 自立して暮らせる介護予防の推進
- エイジレス社会の実現に向けた生きがいづくりの支援
- 高齢者の就労の促進
施策目標2 住み慣れた地域で生活できる環境づくり
(施策の方向性)
- 生活支援サービスの推進
- 介護支援サービスの充実
- 生活環境の充実
施策目標3 多様な主体による安心して暮らせる地域づくり
(施策の方向性)
- 地域福祉コミュニティの形成による地域力の強化
- 高齢者の人権の尊重
- 認知症施策の推進
- 介護と多職種・関係機関連携の推進
資料
この記事に関するお問い合わせ先
健康福祉課 社会福祉係
郵便番号:930-0221
富山県中新川郡立山町前沢1169 立山町元気交流ステーション3階
電話:076-462-9954 ファックス:076-462-9996
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更新日:2024年06月04日