中村さん

更新日:2021年06月01日

中村郁子さん(夫、子どもと3人で移住、富山県黒部市出身)

住環境の良さ、自然の素晴らしさを満喫しながら
立山での暮らしを満喫しています 

立山町に移住されたきっかけは?

黒い屋根瓦の白壁の家で、真ん中に玄関のある立派な平屋建ての外観写真

もともとは、富山県の黒部市出身で、東京で15年ほど暮らしましたが、子育て環境を考えると、東京での暮らしはイメージが浮かばず、富山に帰りたいと思っていました。本当は故郷の黒部市に戻りたかったのですが、家の物件も仕事も少なかったので、ひとまずは、富山市に戻って4年ほど暮らしました。ですが、お隣の家とも距離が近い町の暮らしが窮屈で、隣近所との距離も気にしないでいいような広々とした土地に住みたいと思うようになりました。そこで、不動産屋さんに相談したところ、たまたま立山町で築60年の古民家が見つかり、気に入って購入しました。立山町に移住して7年です。 

家探しは順調でしたか?

最初から中古住宅狙いで、特に古民家に限定はしていませんでしたが、土地が広いことと、周りの環境を重視して探しました。物件の数は富山市内に比べれば限られましたが、不動産屋さんに紹介されて内覧したところ、田んぼの真ん中にポツンと建っている今の家を見てすぐ気に入りました。
家自体は綺麗に使われていたのですが、すぐにそのまま入居できる状態ではなく、水回りの上水道の整備、お風呂やトイレのリフォーム、床の張り替えなど、4か月間ほどリフォーム期間がかかりました。

屋根裏の天井には白いシートが貼られ梁が見えており、古いミシンなどが置かれ綺麗に整理されている屋根裏の写真
リフォームされて綺麗になったシンクとコンロのあるキッチンの写真

立山町での暮らしはいかがですか?

住環境の良さ、自然の素晴らしさは抜群ですね。小学校6年生の息子がいるのですが、すっかり立山町に溶け込んでのびのびと育っています。地区の運動会や火祭り、公民館のお掃除など、土地ならではの行事も年に数回ありますが、地域の人とのお付き合いもあるので、こうしたイベントには顔を出しておくといいですね。私の場合は、今の家の持ち主さんがご近所付き合いのポイントを教えてくれたり、何かと助けてくれました。あと、場所によっては、移住してくる人が任意ではありますが、「入村料」というものを払う制度もあるようです。長野に移住した私の友人もやはり「入村料」のことを話していました。

移住希望者へのアドバイスなどありますか?

その土地、その土地の「しきたり」や「やり方」があると思うので、まず、相手の「やり方」を受け入れる。その上で、自分が心をオープンにして飛び込めば、相手も受け入れてくれるような気がします。こちらの人は、特に面倒見がいいですし、困っていると親切にしてくれるので、自分から相手の懐に飛び込んでいく姿勢は大事かと思います。

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