立山町地球温暖化対策実行計画
計画策定の趣旨
地球温暖化は、私たち一人ひとり、この星に生きる全ての生き物にとって避けることのできない課題です。近年、気候変動が一因と考えられる異常気象が発生しており、日本においても激甚な豪雨・台風災害や猛暑が頻発し、大きな影響を受けています。
世界では、気候変動に関する政府間パネル（IPCC）が2018年に「1.5℃特別報告書」を公表しており、世界全体の平均気温の上昇を、2℃を十分下回り、1.5℃の水準に抑えるためには、二酸化炭素排出量を2050年頃に正味ゼロとすることが必要とされました。
日本では、2020年10月に、2050年までに温室効果ガスの排出を全体としてゼロにする、すなわち2050年カーボンニュートラル、脱炭素社会の実現を目指すことを宣言しました。また、2021年4月には、野心的な目標として2030年度に温室効果ガスを2013年から46％削減することを目指し、さらに、50％の高みに向け挑戦を続けることを表明しています。
地球温暖化対策に関する社会情勢は、この数年で大きく変化し、動き始めています。
立山町では、2020年10月に「2050年二酸化炭素排出実質ゼロ立山町宣言」を表明し、2021年12月には「立山町ゼロカーボン計画」を策定しました。
今回、現在の「立山町地球温暖化防止実行計画(平成29(2017)年度～平成42(2030)年度)」を、「立山町地球温暖化対策実行計画（令和5（2023）年度～令和12（2030）年度)」に6年ぶりに全面的に改定しました。
資料
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更新日：2023年03月17日