ごみ集積場の「燃えるごみ」を軽くしたい(2026年7月9日掲載 )
近年、家庭ごみの収集運搬費や処理費、燃料費などの経費が高騰し、処理にかかる費用が増加しています。そのため、クリーンセンターを運営する富山地区広域圏事務組合(以下、事務組合)を構成する5市町村のうち、富山市、滑川市と舟橋村では来年10月から家庭ごみ収集の有料化(指定ごみ袋45ℓ用ならば45円で販売)の準備、検討を進めておられます。富山県内では、事務組合以外のすべての自治体ですでに有料化を実施しており、報道によれば、全国の市区町村においても7割近くで実施されています。有料化によって、一般家庭からのごみの排出量が10%程度削減されると見込まれているからです。
事務組合から構成自治体へ請求する負担金額の8割は前年度の搬入量(重さ)に応じて決定され、令和8年度の立山町への請求額は搬入量割分としては47,105,000円でした。また、立山町の負担金総額を搬入量で割ると1kgあたり11.6円となります。仮に、富山市をはじめとする3自治体において、有料化によってごみの排出量が10%削減できた場合、1kgあたりの負担金が12.57円になると予想しています。ごみの総量が減っても、焼却にかかるコストはさほど減らないからです。ということは、立山町全体として減量できない限り、町への翌年度の請求額が増えることになります。見方を変えれば、有料化しなくても、何らかの方法で10%分(約500トン。1世帯あたり約52kg/年)を減らすことができれば、負担金の増加を抑えることができます。
ポイントはごみを軽くすることです。そのために、これまでも言われてきたことですが、ごみの水分を減らすことが大事です。拙宅では、20数年前からバイオタイプの生ごみ処理機を設置しています。たい肥を取り出す作業は半年に一回程度でしょうか。オススメです。町では購入費用の一部をたてポで補助(注1)しています。
週明けのごみ集積所では、剪定枝や葉っぱ、雑草でいっぱいになったごみ袋をよく見かけます。週末に庭仕事を頑張られたのでしょうか。実は、町では、分別してある剪定枝は、クリーンセンターに持ち込まず、町環境センターでチップ化し、必要な方には配布もしています。畑のマルチ代わりになり、土壌改良材としても有効です。その一方、残念ながらその他の葉っぱなどについては、そのままクリーンセンターに搬入せざるを得ません。落ち葉が濡れている、または、雑草に泥が付着していれば、その分重くなります。その量が仮に10kgもあるとすれば、翌年度、町に116円が請求される計算です。そのため、ご自宅の庭や畑にスペースがあるならば、土に還してほしいのです。
また、剪定枝を平日、町環境センターに持ち込んでいただければ、1kgあたり4円分のたてポをお渡ししています。クリーンセンターに搬入するよりは、町の財政負担が減らせるからです。そこで、今年の10月と11月の日曜日に各1回、さらに、来年3月の日曜日にも2回、剪定枝(竹を含む)を町環境センターへ持ち込んでいただく、回収作戦を計画しています。その他、できることは何でもやってみて、それでもごみの減量化が思うようにいかなければ、近隣市町村と同様にごみ袋の有料化(上乗せ)を検討しなくてはなりません。皆さんのご協力をお願いします。
(注1)家庭用生ごみ処理機の貸出事業と購入補助の詳細は以下のリンクからご覧ください。
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更新日:2026年07月09日