2012年12月7日町長コラム

更新日:2021年06月01日

「インターカレッジ・コンペティション2012」を終えて 2012年12月7日掲載

 全国の大学生が立山町の地域活性化策を競い合う「インターカレッジ・コンペティション2012」を、12月3日(予選)と4日(本選)の二日間にわたって開催しました。学生たちは、8月から9月の間に、当町にあるグリーンパーク吉峰のコテージで2泊。町内をフィールドワーク(町民からの意見聴取など)しながら、当町の問題点を掴み、大学のゼミにおいて、改善策を検討した上で、このたびのコンペに臨んでくれました。

 特筆すべきことは、当町からは、学生に対してコテージを無償提供しただけであり、滞在中のみならず、立山町までの往復交通費はすべて自己負担だということです。特に、琉球大学の波多野ゼミの皆さんは、9月と12月の2回も来町されたわけですから、大変、有難く思っております。

 さて、今回、最優秀賞に選ばれた獨協大学外国語学部の遠藤ゼミの皆さんは、さすが3年生(他大学は2年生がほとんど)だけあって、プレゼンテーションも素晴らしく、一般聴衆のアンケートでもトップでした。私も彼女たちからのアイデアもさることながら、女子パワーに圧倒され、当町活性化に向けて、さらに意欲が出てきました。

 副賞は、「受賞提案を立山町観光協会のホームページに掲載し、1年間実証実験を行い、初年度で商品化が実現し利益が出た場合は、その10%をゼミに寄付する。」としていますので、立山町や町観光協会、株式会社たてやまにおいて、提案事業を精査、順次、事業化に向けて作業を進めたいと思っております。もちろん、彼女達の助言・協力を仰ぐことも期待しています。
 なお、惜しくも、受賞を逃した大学チームの皆さんからも、参考になる指摘・提言をたくさん、いただきました。心から感謝を申し上げたいと思います。
今回は、なにぶん初めてということもあり、地元の富山国際大学や私の母校でもある明治大学、当町の地域再生マネージャーである近畿大学高橋一夫教授の人脈からも多数の参加をいただきましたが、来年度においては、今回、参加いただいた10大学を含めて、さらに多数の応募があることを期待しています。

この記事に関するお問い合わせ先

企画政策課 秘書政策係

郵便番号:930-0292
富山県中新川郡立山町前沢2440番地 庁舎2階

電話:076-462-9105
お問い合わせはこちらから