2013年5月31日町長コラム

更新日:2021年06月01日

「つるぎ」がいい 2013年5月31日掲載

 JR西日本と東日本各社は、今月28日、2015年春に金沢まで延伸する北陸新幹線の列車名を公募すると発表しました。期間は5月31日から6月30日までとし、秋には決まるようです。ただし、応募数で決めるのではなく、ふさわしい名前をということです。

さて、そのふさわしい名前とは?
 JR西日本金沢支社で会見した三浦勝義支社長は「末永く愛され、親しみやすく、スピード感があって北陸を引っ張り、夢を運ぶような名前を期待している。(引用:北陸中日新聞)」と話しておられます。
 参考までに、他の新幹線はどうなのかと調べてみました。
東海道新幹線の「のぞみ」や「ひかり」と各駅停車の「こだま」は、多くの皆さんがご存じでしょう。直近では、九州新幹線の「さくら」と「みずほ」は、それぞれ公募1位と29位だったそうです。もちろん、全部が3文字かというとそうでもなく、東北新幹線の「はやぶさ」や「やまびこ」もありました。しかし、「はやて」もありますし、山形新幹線の「つばさ」や「こまち」を見つけると、やはり、3文字の響きはいいように感じます。

 ところで、現在、運行されている長野新幹線(正式には北陸新幹線の一部ですが)には、「あさま」があり、沿線自治体では、「長野」か「あさま」の名を残すよう求めておられますが…。

 私は、個人的には「つるぎ」がいいと思っています。
「えっ、立山町長が『立山』でなくて、なんで上市町の『剣岳』?」と首を傾げる人がおられるかもしれません。実は、登山家にとって憧れの名峰『剣岳』は、その稜線で上市町と立山町で分かれており、かつ、山頂に設置されている御社(おやしろ)は、芦峅寺の雄山神社の宮司が管理されています。
つまり、半分は立山町にあるのです。富山県民の多くが「あれが剣岳だ」と指さすことができる立山連峰において存在感に溢れる「剣岳」は、本当に美しいと思います。

 私の学生時代は、富山駅から上野駅まで6時間の特急「白山」によく乗りました。途中、横川駅で「釜めし」を注文するのが楽しみでしたが、申し訳ないけど、ゆっくりしたイメージが私の中にはあります。
私は、名前の通りシャープで、スピード感溢れる「つるぎ」で応募しようと思っています。

(注意)応募は、はがきの他、JR西日本と東日本両社の専用サイトから、パソコンやスマートフォン、携帯電話からも申し込むことができます。

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