2013年8月30日町長コラム
立山町インターカレッジコンペティション2013始まる 2013年8月30日掲載
昨年に引き続き、県内外の大学のゼミ生が、8月から9月にかけて、立山町内をフィールドワーク(実地調査)し、12月に再度来訪いただき、それぞれの大学が立山町の地域活性化策を発表し、最優秀賞を決めるというコンペを実施します。なお、最優秀賞の提案は、立山町あるいは、第3セクターの株式会社たてやまにおいて、実証実験をします。
利益が出るような企画であれば、なんらかの形でそのゼミに分配することも考えています。
ちなみに、昨年の最優秀賞は埼玉県の獨協大学外国語学部の遠藤ゼミでした。また、沖縄からの参加もありました。琉球大学観光産業科学部の波多野ゼミも交通費自腹で参加され、中心市街地の活性化策を提案していただきましたが、プレゼンの差だったのでしょうか、惜しくも2位の優秀賞でした。
今年度は、総務省の24年度補正予算「域学連携」地域活力創出モデル実証事業にも採択され、一部の大学には、滞在パターンがこれまでの2泊3日と、4泊5日という長期滞在をしてもらうことになっています。
なお、このコンペは、基本的には交通費や食費を参加者が負担します。町は、宿泊地としてグリーンパーク吉峰のコテージを提供するのみです。なおかつ、町が負担した費用については、特別交付税等で総務省より支援されるので、財政負担もさほどありません。それよりも、約150人の学生が町内に2~4日間滞在されるので、日中、若者を見かけることが少ない立山町の平坦地が普段と違った感じになることも期待しています。
これまでに、武蔵野大学、山口大学、近畿大学、跡見学園女子大学の皆さんが来訪されました。9月には、昨年度優勝校の獨協大学、流通科学大学、明治大学、昭和女子大学、そして、地元富山大学、富山国際大学の学生さんが続きます。
12月1日と2日の本戦において、外部、あるいは学生の視点で、地域資源の発掘、産業創出、観光を通じた地域活性化策の提案がどんなものになるのか、今から楽しみです。
更新日:2021年06月01日