2013年10月25日町長コラム
使用済小型家電の回収を始めました 2013年10月25日掲載
小型電子機器等の再資源化の促進に関する法律(小型家電リサイクル法)が本年4月に施行されたことを受け、立山町は10月から各地区の燃やせないごみの日に合わせ、収集を始めました。使用済み電子機器の中には、金属その他有用なものが含まれていますが、相当の部分が破棄されていました。
近年、「都市鉱山」として注目されたため、資源の有効利用のためにと法律が制定されたものと理解しています。
立山町では、これまで、こうした小型家電を不燃ごみとして、富山市にある富山地区広域圏事務組合リサイクルセンターに搬入しておりました。平成24年度の不燃ごみの搬入量は、116.99トンでした。民間が持ち込む場合は、10キログラムあたり110円を徴収していますから、単純に計算すると、1,286万円もの税金を事務組合に支払ったことになります。
しかし、小型家電のリサイクル事業に取り組むことによって、立山町上金剛寺地内にある環境センターまで搬入すれば、国の認定業者が引き取ってくれます。(各地区のリサイクルステーションから環境センターまでは回収費用がかかります。)
何よりも、不燃ごみは、前述のリサイクルセンターで破砕したものを富山市にある最終処分場で埋め立てするわけですから、これを減らすことは、最終処分場の延命にもつながり、新たな処分場建設という膨大なコスト削減につながります。
不燃物回収の日は、2か月に1度しかありませんが、立山町元気交流ステーションの1階図書館入口横にも回収ボックス(投入口は26センチメートル×16センチメートル)があります。環境センターでも直接お預かりしています。
ACアダプターのように、家電品の買い替えにより不要になったものも、案外、押入れに眠っているかもしれません。
皆様の回収へのご協力をお願いいたします。
更新日:2021年06月01日