2015年3月31日町長コラム

更新日:2021年06月01日

獨協大学さんと協定書を締結しました。 2015年3月31日掲載

 3月25日、埼玉県草加市にある獨協大学で、犬井正学長と立山町観光関連ウェブサイトの多言語化を応援してもらえる協定書を締結しました。
 これは、昨年12月に開催した「立山インターカレッジコンペティション2014」において、最優秀賞となった同大学の米山ゼミ・遠藤ゼミ合同チームの複数あった提案の一つを実現するための第一歩です。
 テーマは「学生と連携! 立山まちマップと観光情報サイトの多言語化」でした。提案のきっかけは、昨夏、フィールドワークの一環として、町長室を訪ねてくれたとき、私が「町は自動翻訳を採用しているが、意味不明な表現が多く、現地(台湾)の方に通じなかった」とこぼしたことがきっかけだそうです。かといって、民間に翻訳を依頼すると、日本語1文字あたり、いくらという具合にお金がかかるために、小規模市町村レベルでは機械翻訳に頼っているところが多いのです。
 そこで、「外国語を学ぶ学生ならば(外国語に強い獨協大学ならば)、立山町にとっては費用が少なくて済むし、首都圏の学生が立山町に興味を持ち、当然、PRしてくれる。また、学生にとっても、学んできた言語を活用できるし、社会に貢献しているという気持ちになれる。」と彼女らはプレゼンしたのです。
 立山町のウェブサイトは、現在、英語のほか、中国語(繁体・簡体)、韓国語で翻訳していますが、近年、アルペンルートの入り込みが急増しているタイの言語も導入しなければならないと考えています。そのためには、学生のみならず、大学本体の協力が必要です。そこで、今年度で退任された外国語学部の遠藤先生と次年度(2015年)もコンペに参加を予定されている経済学部の米山先生が、大学当局に働きかけていただき、協定書締結に至ったのです。
 実は、立山インターカレッジコンペティションの第1回大会(2012年)も獨協大学が最優秀賞でした。女子目線のまちマップ、ゆるキャラやスイーツ列車といった提案をいただき、2013年度の実践事業に参画してもらいました。昨年と今年の春にかけて、彼女らは社会に旅立っていきましたが、後輩たちが立山町を元気にするために頑張ると言ってくれています。

(注意)獨協大学のホームページは下記リンクをご覧ください。

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