中学年以降の学童保育について(令和6年10月受付 町長への手紙)
1.手紙の内容
学童保育は小学3年生までですが、高学年まで受け入れてくれる所を作ってほしいです。舟橋村では6年生まで利用可能と聞きました。共働き家庭がほとんどで、安心して子どもを預けられるまちづくりを希望します。
2.手紙への回答
この度は、学童保育についてご意見をいただきありがとうございます。
立山町の公立放課後児童クラブ(学童保育)は、立山中央小学校、立山北部小学校、利田小学校の3校で6つのクラブを運営しています。
公立の放課後児童クラブの運営委託をしている立山子育て支援センターへ利用者の現状について確認したところ、高学年になると委員会やクラブ活動などで下校時刻が遅くなるため、実際に放課後児童クラブで過ごす時間は1時間に満たないことや習い事を始める児童が増えてくることなどから、4年生以上も継続して利用を希望する保護者の声は少なく、3年生の終わりにはすでに利用日数を減らしている方が多数いるようです。
また、公立の放課後児童クラブの対象児童を6年生まで広げ、受け入れ数を増やすためには、国の定める児童1人当たりの面積要件を満たすための施設改修が必要であるほか、勉強や遊びをサポートする専門資格を持つ放課後児童支援員の確保が課題となっております。
現時点では低学年から優先的に受け入れをしていますが、町の出生数が年々減少していますので、放課後児童クラブの利用状況を見ながら段階的に対象学年の引き上げを検討してまいります。
なお、現在、町内には4年生以上の児童を受け入れしている民間の放課後児童クラブが3か所あり、町がその運営に対し補助をしておりますので、必要な方は、その施設を利用していただきたくご理解をお願いいたします。
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更新日:2024年10月23日