中学校の部活動について(令和4年12月受付 町長への手紙）
1．手紙の内容
雄山中学校の部活動内容について、中学校のホームページを見ても部活動状況が分かりづらいため、他の中新川郡内の中学校のように活動状況を掲載してほしいです。また、以前は中学校からスポーツや習い事を始める生徒が多かったですが、昨今は小さいころから民間のクラブなどでスポーツや習い事をしている為、中学校に入学しても同じスポーツなどを続けさせたい保護者は多いかと思います。ただ、中学校の部活動は選択肢が少なく、先ほど記載した通り何の部活動があるか分からない為、入学して部活動状況を確認し、行きたい部活動がなければ、今まで習っていた習い事を生かせず、違う部活動に入部するしかないミスマッチが発生してしまいます。
第1として、部活動状況の公表をお願いします。
第2として、小学校等小さいころから習っていたスポーツや習い事が学べるよう選択肢を増やしてほしいです。例えば、硬式テニスでは、立山町に常願寺ハイツのテニスクラブや常願寺川公園スポーツハウスのテニスコート等硬式テニスのできる環境がたくさんあります。 是非とも、小さいころから学んでいる子たちの今後の将来育成のために、部活動の幅を広げ、硬式テニス部の創設をご検討宜しくお願い致します。
2．手紙への回答
このたびは、町長への手紙にご意見をいただき、ありがとうございます。
ご要望の件については、それぞれ以下のとおりです。
1．部活動状況の公表
ご意見をいただいた部活動状況の公表につきましては、雄山中学校のホームページに「部活動」のカテゴリーを設け、新川地区大会や県選手権大会の記事を中心に掲載しています。中新川郡内の中学校の事例を参考とした部活動記事の拡充につきましては、教育委員会を通じて雄山中学校に伝達します。
2．部活動の選択肢の増
雄山中学校には生徒約650名、教員42名が在籍しており、体育系16種類、文化系6種類の部活動を実施しています。この部活動数は、生徒数約1000名、教員数54名が在籍する、富山県内一の大規模校と体育系、文化系ともに同数となっています。
生徒のニーズは多種多様であり、どの生徒もやりたいこと、参加したい活動を持っている中、既存の部活動を選び一生懸命活動しています。また、限られた指導者数で多数の部活動を行っていることが教職員の多忙化の要因の一つとなっていることから、硬式テニス部など新たな部活動を創設するには既存の部を廃止しなければなりません。
教員の超過勤務時間の現状や少子化による生徒数の減少を考慮しますと、部活動数の増加は大変難しい状況にあり、ご理解願います。
更新日：2023年02月09日