学用品支援について(令和4年11月受付 町長への手紙)

更新日:2023年02月09日

1.手紙の内容

「小学校に通う児童が使用しているランドセルは、新入学用品の中でも高額で、入学準備をする保護者等にとって経済的な負担が大きくなっています。」と保護者への経済的支援をされたことは、この物価高の中、賛成できます。
ただ、何故小学校入学時のみ支援対象なのでしょうか。
確かにランドセル一つ取ってみると高額ですが、例えばそれに比べ中学校入学時には、制服・体操服のみならず学校指定のカバンや、自転車通学対象の生徒は自転車や指定のヘルメットが必要になり、最低限必要なものを揃えるとなると、ランドセル同等かそれ以上の負担があります。更に、成長期でもある中学生は在学中でも制服が小さくなり新たに買い増ししたと周りでもよく聞きます。

物価高は全ての世帯に大きく関係しており、新中学校1年生への支援についてもご検討願えませんでしょうか。

2.手紙への回答

このたびは、町長への手紙にご意見をいただき、ありがとうございます。

小学校入学時のリュックサックの無償配布は、昨今の物価高騰対策ではなく、ランドセルには高価な物から安価な物があることや、購入してくれる祖父母等のいない児童が寂しい思いをしないよう、1万円程度のカバンを配布することとしたものです。その中で、これからは、学校ICT環境の整備により、小型PC(町ではChrome book)を持ち帰ることもあることから、軽くて雨にも強いリュックサックとしたところです。

なお、中学校については指定のカバンがあり、平成31年度に現在のカバンに変更されたばかりであることから、新たにカバン等の無償配布は考えておりません。

一方で、昨今の物価高騰等を踏まえ、子育て世帯への影響を軽減するため、来年度、小学校、中学校、高等学校等に入学予定の児童生徒を対象に、「たてポカード」に1万円相当のポイントを付与することとし、先日、受付を開始したところです。このポイントは、地元での学用品の購入に利用できますので是非ご活用ください。(申請方法等の詳細については、町ホームページ等をご確認ください。)

この他、町では高校三年生以下の児童がいる世帯に対し、所得制限なく、児童1人当たり1万5千円の臨時特別給付金を支給することとしています。こうした子育て世帯への町の支援制度については、適宜、町広報や町ホームページ等に掲載していますので、ご確認いただければと思います。

町では、今後も、児童生徒のいる世帯の経済的な負担の軽減が図られるよう、支援制度の周知に努めるほか、必要な支援等を検討してまいりますのでご理解をお願いいたします。

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