養豚場のカラスについて（令和5年8月受付 町長への手紙）
1．手紙の内容
養豚場のカラスの解放と柵の撤去をお願いいたします。飛ぶ事が生きることの鳥がかわいそうです。自分が同じ事をされたらどうでしょう。何もしていないのに、とても残酷です。
動物も人も自然の一部です。
自然も動物も人も、みんなが幸せになれるようにするのが、私たち人間の役割だと思います。
どうかカラスの立場になって、開放、柵の撤去をお願いいたします。
2．手紙への回答
町長への手紙にご意見をいただき、ありがとうございます。
町長への手紙に対するご意見ありがとうございます。
カラス檻につきましては、一定数のカラスを駆除することを目的としております。
この地区において、カラスによる農作物への被害のほか、上空から人へ危害を加える事例なども発生しており、駆除を求める声も多く挙がっています。
町では、追い払いなどの方法も含めてカラス対策を実施しておりますので、ゴミや野菜残渣などカラスのエサとなる物の管理に配意し、人の生活圏にカラスを招かないことで共存に繋がればと考えております。
なお、ご指摘いただきました養豚施設のカラス檻については、隣接する養豚施設への豚熱の蔓延防止を目的としており、豚の飼料や堆肥を狙ってやってくるカラスが、万が一、豚熱ウイルスを施設内に持ち込み、養豚施設内の豚への感染が発生した場合には、全頭殺処分となり甚大な影響を生じることから、喫緊の対策としてカラス檻の設置に踏み切った経緯があります。
現在、養豚施設において一時的に豚の飼育がされなくなり、周辺でのカラスの飛来が減少しつつあることから、改めて状況を確認し、必要性が低いと判断できれば、カラス檻の撤去を行いたいと思います。
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更新日：2023年09月05日