立山歳時記 若宮獅子舞

更新日:2021年06月01日

百年の伝統と村人の誇り

部屋の端に太鼓を叩いている人や横笛を吹いている人がおり、部屋の中心ではしゃがんで踊りの練習をしている人たちがいる写真

練習

バツが階段を登っており、後ろを獅子が追いかけている写真

ばつ踊り

渦巻き模様のからかさと向かい合っている獅子の写真

からかさ踊り

  • 所在地:立山町若宮
  • 開催場所:若宮社 ほか
  • 開催日:10月10日前後の土曜日、日曜日

集落の鎮守である若宮社の秋の祭礼で行われる獅子舞です。

およそひと月前から、集落の公民館で練習が行われます。

祭礼当日、獅子や踊り子たちが「ミチブエ」と呼ばれる囃子とともに集落の外れにある若宮社まで練り歩きます。

奉納のため若宮社境内に入場する際に演じる「神楽獅子」に続いて、獅子と踊り子たちによる獅子舞が演じられます。最後は、獅子とバツ(露払い役)とが乱舞する「バツ踊り(チェンチェーロ)」で締めくくられます。

若宮社での奉納を終えると、集落の目ぬきや慶事のあった家などを巡り、獅子舞が披露されます。

若宮の獅子舞は、1891(明治24)年に集落の有志が上市町女川から教えを受けて発足しました。戦時中も途絶えることなく続けられましたが、社会情勢の変化などによって、昭和35年以降、途中2回休止したものの、再び復活し今日に至っています。

映像

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