立山歳時記 芦峅寺のミヤマイリ

更新日:2021年06月01日

神様から年をいただく新年の行事

青い法被を着た男性が杵を持ち、帽子を被った男性が臼の中の餅を返している写真

餅つき

男性が神社を参拝している写真

お参り

男性がテーブルに沢山置かれた歳餅をもらっている写真

歳餅

『とやまの年中行事』百選

  • 所在地:立山町芦峅寺
  • 開催場所:芦峅寺雄山神社
  • 開催日:12月28日・1月1日

芦峅寺では、毎年12月28日、朝から歳餅(としもち)をつきます。かつては雄山神社の境内で青竹に注連縄を張りめぐらし、法被にねじり鉢巻の若衆が餅をつきました。今では、集落の公民館で平たく延ばした餅を丸筒でくり抜いて、円形の餅に仕上げています。

元旦、集落の人々は夜明け前から初詣に集まります。以前は参詣者すべてが正装し、お神酒と供物を持って参拝していました。境内の宮々に参拝し、最後に歳餅を授かります。家族で歳餅を食べ、神様から一つ年をいただく慣わしでした。

歳餅は集落の人数分だけ作り授けられ、村外不出の慣わしでしたが、今では初詣の一般参詣者にも分け与えられています。

映像

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