【募集開始!9/12〆】地域おこし協力隊「準提案型」を募集します!
都市部にはない“自然の中で働き・暮らす”体験、そして、住民と顔の見える関係を築きながら地域に根ざした仕事ができるのが、立山町で地域おこし協力隊として活動する醍醐味です。
立山町では協力隊の活動終了後に、地域資源を活用したクラフトイベント、地域コミュニティカフェ、地ビール開発など、個性的な地域プロジェクトが次々に生まれています。
あなたの個性やスキルが、新しい立山町の価値をつくります。雄大な自然に囲まれながら、地域の未来を共に作っていきませんか?
地区の概要
立山町は、本州日本海側の中央に所在する富山県の南東部に位置しており、立山連峰の麓に広がる緑豊かな森林と常願寺川の清流が美しく、大地と水が豊かな町です。東西に長大な町で、町の西側に広大な扇状地の平野部があり、東側は標高3000メートルに達する立山連峰がそびえる中部山岳国立公園となっています。
立山町は、全国的にも知られる観光地「立山黒部アルペンルート」の玄関口として、多くの観光客を迎えており、春から秋にかけては登山やトレッキング、冬はバックカントリースキーやスノーシューなど、多彩なアクティビティが年間を通じて楽しめます。また、立山は古くから「神の山」として信仰されてきた歴史があり、立山信仰の文化や修験道の名残が今も息づいています。
しかしながら、多くの観光客を迎える一方で、人口減少や高齢化、地域産業の担い手不足といった様々な課題に直面しています。中でも、上段(うわだん)丘陵と呼ばれる河岸段丘は、森林の放置による荒廃や、土砂災害、有害鳥獣の増加など、特に大きな課題となっています。
こうした課題に対して、地域おこし協力隊には「外からの視点」や「新しい発想」によって、地域内の資源を再発見し、人と人、人と地域をつなぐ役割を担っていただきたいと考えています。
「準提案型」について
「準提案型」とは、応募者のアイデアや企画等を尊重しつつ、町があらかじめ設定する地域課題への対応や重点施策に一部取り組んでいただくことを想定した募集形態です。
本募集では、地域おこし協力隊として従事いただく活動全体のうち、8割程度を応募者の提案による活動内容、2割程度を町が指定するミッション等の活動として位置づけております。
応募者が取り組みたい活動を実施しながら、町のミッションにも一緒に取り組むことで、応募者と地域の両方にとって成果のある地域活性化をめざします。
募集の内容
1.求める人材
本募集は、立山町における地域課題の解決または地域資源の活用を目的とした準提案型の地域おこし協力隊募集です。立山町の自然、文化、人々と向き合い、地域に根ざした活動を主体的に企画・実施できる人材を求めています。
協力隊員には、地域内外の資源の活用や、地域の担い手不足、人口減少、観光資源の活用、地域経済の活性化といった複合的な課題に対して、独自のアイデア・スキルを活かした取組を提案・実践していただくことを期待しています。
2.活動内容
(1)と(2)の両方の活動に取り組んでいただきます。
(1)自由提案
- 活動テーマ、分野は問いません。
- 提案内容をもとに、立山町と協議・調整を行い、活動内容と活動地域を決定します。
(2)上段丘陵等の整備・利活用
- 立山町では、上段丘陵等に広がる森林の健全な管理と地域資源としての活用を目的に、間伐作業を進めています。間伐後の森林・土地について、町が指定する場所の整備を実施いただきます。
- 整備内容は、景観向上・土砂災害防止のため、町の指示のもと低木の植栽や、草刈り等の維持管理を想定しています。低木の選定や業務進行等については、維持管理コスト低減や省力化のため、着任者の知見を活かし調整します。
※上記に加え、ご自身の視点で気づいた地域の情報や取り組んでいる活動の様子などをSNS等により発信していただきます。(「立山町地域おこし協力隊」Facebook・Instagramサイトあり)
※活動日数・時間等については相談のうえ調整します。地域おこし協力隊の業務に従事する時間は週あたり約30時間を想定しており、日報により活動状況を確認します。
3.ロードマップ案
(1)1年目(令和8年度)
- 自由提案いただいた活動の取組に向けて、地域との交流や調整を実施する。
- 地域の活動に加わり、地域の方々との交流を深めながら、地域の活性化につながるアイデアを探す。
- 町の地域林政アドバイザーと連携し、上段丘陵等の整備について、基本的な技術や技能、ノウハウなどを習得する。
- 立山町吉峰地区にある伐採後の土地(別紙参照)について、低木の植栽と維持管理を実施する。
(2)2年目・3年目(令和9年度・令和10年度)
- 自由提案いただいた活動を実践する。
- 立山町吉峰地区の土地への低木植栽と維持管理を継続して実施する。
- 地域の方々との協力関係やつながりを深めながら、地域づくりの一役を担うとともに、定住のための基盤づくりを進める。
4.活動終了後の展望
任期終了後の状況やご希望に応じてサポートします。
- 関連団体や行政等への就職、ご自身の経験やアイデアを活かした起業・独立など
- 森林整備や環境施策の企画立案など行政との業務提携
- 地域活動で得た知識や経験を活かした移住者等への魅力発信業務など
5.募集人数
1人
6.活動場所
自由提案の内容やご希望の地域、移住元の要件により、相談のうえ決定します。
7.応募要件
- 3大都市圏又は政令指定都市の条件不利地域以外にお住まいで、採用後は立山町に居住し、当町に住民票を異動することができる方(「総務省特別交付税措置に係る地域要件確認表」をご確認又はお問合せください。)
- 応募時点で18歳以上であり心身ともに健康な方(就学生は除く。)
- 任期満了後においても、立山町に定住する意欲のある方
- 普通自動車免許証(AT限定も可)を所持し、日常的な運転に支障のない方
- 住民や職員等と積極的にコミュニケーションをとり、良好な信頼関係を築くことができる方
- 一般的なパソコン操作やSNSを使用した情報発信ができる方
8.任用形態
立山町地域おこし協力隊員として町長が委嘱します。(町との雇用関係はありません。)
※活動概要や条件等については、町と隊員との協議により定め、書面にて取り交わします。
※副業可。
9.活動期間
令和8年4月1日~令和9年3月31日まで(着任可能な日程により調整します。)
※ 委嘱期間は最大3年まで更新できるものとします。
10.委託料
(1)報酬 想定月額 200,000円(技能手当該当者は月額10,000円の加算あり)
※技能手当該当者‥‥隊員活動を通じて地域発展に貢献する技能や資格等を有する方
(応募用紙の資格欄に経験・技能・資格等を記載してください)
(2)活動経費 上限2,000,000円/年
<活動経費として計上できる経費>
- 住居費(家賃等)
- 活動用車両費(リース車両)、活動に係るガソリン代
- 活動に要する備品・消耗品等
- その他、定住に向けて必要となる経費等
※住居は、任意の民間賃貸住宅または町営住宅へご入居いただきます。なお、住宅の選定・契約・手続き等は着任者の責任において行っていただきます。
※活動用車両のリース手続き等は、町で対応することも可能です。着任者と相談のうえ、対応方法を決定します。
※対象経費は、委嘱期間に要した費用に限ります。
※経費は立替払い後、1~2か月ごとに実績に基づき精算・支給します。
<委嘱期間に関わらず自己負担となる経費>
- 生活費(食費、光熱水費等)
- 来町及び帰省の旅費
- 生活備品
- 引っ越しに必要な費用
- 国民健康保険、国民年金保険料 ※町との雇用関係ではないため
11.応募方法
下記の書類を立山町企画政策課まちづくり係まで郵送願います。なお、提出された書類は返却しませんので、あらかじめご了承ください。
- 応募用紙(別紙)
- 履歴書(市販のもの、写真添付)
- 自由提案企画書(任意様式)
<提出先>
郵便番号930-0292 富山県中新川郡立山町前沢2440番地
立山町役場 企画政策課 まちづくり係 あて
12.募集期間
掲載開始日から令和7年9月12日(金曜日)まで
※選考状況に応じて、受付を途中で締め切る場合があります。
13.選考
- 一次選考:書類審査(提出書類にて審査し、合否は個別に通知します。)
- 二次選考:面接審査(一次選考合格者を対象に、面接を行います。)
14.応募・問合せ先
立山町企画政策課まちづくり係 担当:前里
郵便番号930-0292 富山県中新川郡立山町前沢2440番地
電話:076-462-9980 ファックス:076-463-1254
E-mail:kikaku@town.tateyama.lg.jp
資料
1.募集要項
立山町地域おこし協力隊「準提案型」募集要項 (PDFファイル: 277.2KB)
2.応募様式
3.資料
この記事に関するお問い合わせ先
企画政策課 まちづくり係
郵便番号:930-0292
富山県中新川郡立山町前沢2440番地 庁舎2階
電話:076-462-9980
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更新日:2025年07月30日