高齢者の保健事業と介護予防の一体的な取り組みについて

更新日:2023年11月30日

 立山町の後期高齢者の医療機関受診者の「8割は生活習慣病で受診」しています。また、県平均と比べると、「脳卒中」や「口腔機能の低下」の割合が高くなっています。

 住み慣れた地域で自分らしく過ごし続けていくためには、「生活習慣病等の発症予防・重症化予防」と「心身の機能低下等による生活の不活発化(フレイル)」の両方に、気をつけていくことが大切といえます。

 

「フレイル」ってなあに?

 フレイルとは、生活する上で大きな不自由はないものの、心身が弱っていって「健康」と「要介護」の中間の状態にあることをいいます。

 いったん要介護状態になると、健康な状態に戻ることはなかなか難しくなりますが、その前のフレイル状態の段階からは、予防・回復が可能です。

 フレイルを予防するための生活を実践すること、その兆候をいち早く発見して食事や運動などで改善を図ることが、健康寿命をのばす大きなカギとなります。

 

ご自身の状態を、チェックしてみましょう
健やかな高齢期を過ごすための15の質問
皆さまの地域生活を、お手伝いします

 立山町では、高齢者の皆さまがこれからも自分らしく過ごしていくためのお手伝いとして、以下のことを行っています。

■個別の支援  ※対象者には個別案内しています

・健康診査後の相談や保健指導(低栄養・口腔機能低下・糖尿病性腎症重症化・高血圧重症化予防)

・重複投薬者や多剤投与者への相談や保健指導

・健康状態不明者(健診未受診者など)への訪問

■集団の場への支援

・通いの場等における「生活習慣病やフレイル予防」の普及・啓発、健康相談

・高齢者の健康状態の把握(いきいきチェックリストの郵送・分析) ※介護予防係で実施

 

「人生100年時代」を楽しむために

★自分は大丈夫と過信せず、年に一度健康診査を受けて自分の今の状態を知りましょう(通院・治療中の方も、受診日の一日を健診日にして受けましょう)。

★日頃の生活を振り返り、健康づくりや介護予防に向けて、できることを行っていきましょう。 

 

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